看護師と医師の関係

看護師と医師の関係ってどうなのでしょう。医療関係者ではないのでドラマやドキュメンタリーでしか医療現場というのを我々は知りません。改めて関係性など知らなくてもと言う方はそれで結構です。知らない我々は少々知っておいても損にはなりません。

そもそも看護師は医師の指示が無ければ医療行為はできない事になっています。そして保健師助産術看護師法において「看護師」とは「免許を受け、傷病者もしくはじよく婦にたいする療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする者をいう。」とあります。

たとえ目の前に救急患者がいたとしても、応急処置はできてもそれ以上の医療行為はできず医師の到着を待つか、電話等で医師の指示にしたがわねばなりません。これにより医療措置が遅れたとしたら、どうなるのでしょう。

医師は医師法に定められた規則に従い医療に従事しており、看護師は「保健師助産術看護師法」に則り業務をこなしています。しかし定められた法律より現状の方が進んでいっており、その他の関連法規との関係から、その時代時代にあわせた様々な解釈がなされていって欲しいと願うばかりです。

現在はチームで医療を行っており、医師と看護師又はその他医療に携わっている技師や先端の機械を扱っている技師、あるいは入院患者さんの心や経済的なケアをしている方々まで、チームが一丸となって、患者さんの病気の治癒に向けて頑張って頂きたいものです。

そしてひとたび医療事故が起これば、医師、看護師、臨床検査技師などすべての医療従事者に民事責任、刑事責任、行政責任が問われることになります、このなかでも民事責任、刑事責任は資格の有無に関わらず責任に問われます。これにより医療従事者としての責任は行政責任ということになるそうです。

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